これからのシーズン、デニムとの合わせに
欠かせない相棒となるニット。
トレンドを程よく加えながらも奇をてらわず、
デイリーに活躍させたいニットは一枚でサマになるし
インナーにTシャツを忍ばせたり、
もっと寒さが深まれば、
ブルゾンやジャケット、コートのインナーに着たりと
活躍するシーズンも長いから
「これぞ」というお気に入りを
今から見つけておきたいもの。
今季オススメのニットとともにイマドキの着こなしを
スタイリスト来田拓也さんに指南していただきました。
アーティストbuggy氏がYANUKの為だけに完全オリジナルで書き下ろした「サーフベア」を編み込みで表現した遊びゴコロあふれるニット。「ラフにキャップを合わせてLAっぽい肩の力が抜けた感じを演出。ゆるめなパンツにコンバースという王道のスタイル。ベアのロゴカラーとインナーの色味を合わせつつ、首回りにちらっとカラーを覗かせることでよりおしゃれに、大人の着こなしに仕上がります」（スタイリスト来田拓也さん）
裾と袖口のデザインがコーディネートを華やかにしてくれるジャカードのカーディガン。芯糸の強撚糸の周りをオーガニック超長綿でカバーリングした贅沢なコアヤーン糸を使用。 「一枚で着てもよし、ゆったりサイズで着てインナーにパーカーなどをレイヤードしてそのサイズ感を楽しむのもよし。様々な着かたができる一枚です。フェードがかった色あせたカラーを合わせることで秋らしいムードに」（スタイリスト来田拓也さん）
オーガニックコットンを使用したニットは、まるでカシミヤのようにふんわりとろけるような肌ざわり。上質な素材だからこそ表現できる絶妙なカラータッチを味わいたい。 「青みがかった甘さ控えめのピンクはメンズでも気負いなく挑戦していただきたいカラー。インナーのシャツでホワイトを差しつつ、あえてスラックスを合わせてキレイめなオンタイプを意識」（スタイリスト来田拓也さん）
シンプルなYANUKロゴが主役のコットンニットは、空気を多く含んだ柔らかくふわっとした風合いでカシミヤ並みのあたたかさ。「休日に朝起きて、そのままブーツを履いて海にもいけちゃうくらいラフ感のあるコーデ。ウエストにアクセントを入れることで、いい感じのこなれ感が生まれます。スウェットパンツを大人っぽくうまく着こなすときには、一つ腰回りに何かを持ってくると良いアクセントになり、無難に転ばず、洒落た雰囲気に仕上がります」（スタイリスト来田拓也さん）
Profile / Stylist 来田拓也
甲斐弘行氏に師事したのち、2011年に独立。ファッション誌やウェブメディア、カタログ、アーティスト、俳優のスタイリング、ファッションブランドのディレクションなど、精力的に活躍。ハイブランドからストリートブランド、アップカミングな新鋭ブランドまでをフラットな視点で捉え、新たな世界観を作り上げることを得意とする。
