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YANUKを取り巻く人々のライフスタイルと共に、彼らが愛する“モノ”に密着する連載コラムがスタート。
第一回目はYANUK MENSのデザイナー嶋田真弘。さまざまなテイストのミックスを楽しみ、個性が光るスタイリングセンスは社内でも一目置かれる存在です。今回はパンツをNEIL1本に絞り4つのコーディネートを全くの別カテゴリーで組んでもらうことに。これほどの幅を出すのは難しいものの、カルチャーオタクではない彼だからこその着こなしの懐の深さが垣間見られます。

モノ
ずっと好きなモノ

「基本的にジャンルやカラーで重複するのを避けたいので、白のバッシュ、カーキのトレッキングシューズ、グレーのハイテクランニング、黒のローテクなどそれぞれ異なる役割のものを持っています。一見ゴチャゴチャして多く見えますが、基本思想はミニマリズム(笑)。」コレクター思想はゼロで、全てファッションを組み立てる為の所有がベースになっているそう。 「バックボーンのあるモノが好き、そして割とオーセンティックなモノに惹かれます。超雑食&ファッションオタクゆえに、色々な服を着たくなってしまうところ、『今日はオールドスクールにパンクを混ぜよう』とか、『ロカビリーを今っぽいサイジングにしてみよう』とか、『ハイブランドのファッションを真似て別の服でアレンジしてみよう』といった感じでジャンルミックスをしたり、サイズバランスやカラーバランスを変えて自分流に遊びます。 一番大事にしている自分ルールは、時間軸を絶対にミックスすること。全身買いたての新しい服だと、自分のモノにならず、全て時間軸を合わせた古着やVintageで固めるとコスプレっぽくなってしまう。今まで着ていて既に自分のモノになった服に新しい服を合わせたり、去年の服を今年のアイテムと合わせたりする事で、"服に着られる”ことの無いように心掛けています。 そういう意味でもジーンズは常に『自分のモノになった服』になってくれるので大事です。 そして、『ヒゲ・帽子・眼鏡』。僕にとって最も重要なアクセサリーです。この要素だけで、ほぼ8割がたの印象を作れると思ってます。実は髭は高校時代からずっと生やしていて、全て剃ったのは24年間で5回あるか無いか。その5回も剃ると同時に猛烈に後悔してすぐ伸ばしだしたんです(笑)」

テーマ

今回、彼がロケ地に選んだのは原宿。
「ファッションの憧れとして見続けてきた街『原宿』。原宿は日本が誇る世界への発信地の一つ。特に今は世界中のトップデザイナーに裏原文化に刺激を受けた世代が多くいます。時代と共に若者が様々なカルチャーを生み出し、MIXし、発信する。その為、異なるカルチャー、人、色、歴史が小さな空間の中に入り混じったカオス空間。このカオス感が世界レベルで見ても異端で、それがたまらなく好き。自分自身のファッションも、古きモノをリスペクトした上で、ルールを崩してMIXするので、原宿の地は考え方の先輩の様に捉えてリスペクトをし続けています。地方出身だからこそリアルに昔から東京に住んで、その文化に触れてきた人とは異なる感覚があり、それを自分の強みの一つと思っています。」

インナーのネオンイエローが映えるこちらのコーディネートは、BALENCIAGAやGUCCI風のレトロMIXに仕上げているそう。「コーディネートをまとまった印象に仕上げるために、トップスと靴下の色合わせをよくします。今回は帽子と靴も色を合わせて非常にまとまった印象に。首元のパールネックレスはリユースのもの。高価なパールネックレスはキャラがしっかりしているため、コーディネートの主役になりすぎてしまうので、セカンドハンドをチョイスしました。」

JACKET/古着(Yve Saint Laurent)
T-SHIRT/KnowWave
DENIM/ YANUK NEIL
SNEAKER/MIZUNO WAVE Prophecy9
KNIT CAP/RACAL
EYE WEAR/Ray-Ban Shooter

帽子とメガネの組み合わせにも並々ならぬコダワリが。こちらのロカビリー風をイメージしたコーディネートにも帽子×メガネを使用。「今回はステットソンのハットだから普通であればレイバンのメガネの方が相性がいいところをあえてCHANELのメガネにすることで、コテコテになりすぎないことを意識。足元に合わせているジョージコックスはシャークソールに張り替えて自分オリジナルにしました。」価格は同じ靴をもう1足購入できるぐらいしたとのこと。アウターとして羽織っているドリズラーは、McGREGORのもので、こちらとコーディネートをしたいため、インナーで使用しているWACKO MARIAのシャツを購入。ドリズラーはずっとほしかったアイテムだったが難しいイメージもあり、ようやくリセールにて購入に至ったそう。

DRIZZLER JACKET/ McGREGOR
SHIRT/ WACKO MARIA
DENIM/ YANUK NEIL
SHOES/ George Cox
HAT/STETSON
EYE WEAR/CHANEL

ステューシーのハット×カザールでオールドスクール風をイメージしたスタイリング。「インナーには古着屋で購入したシザーハンズのムービーTeeを合わせて帽子、アウター、靴と色目を統一することでコーディネートをまとめました。足元に合わせているNike Air Shipは、着用しているデニムをインするため、あえて靴紐は結んでません(紐を結ばず、動きにくい服装なのにこんなに踊れる!をアピールしていたオールドスクール風に)。アウターは古着で岡山の"西海岸"で購入。"西海岸"は店舗がとても広いため、丸一日かけて疲れることを覚悟で行き、1~2着自分が欲しいと思えるものがあればラッキー。またリサイクルショップは基本"地産地消”なので、それぞれの地域性が出て面白い。それも古着を探すうえでの楽しみ方のひとつです。」メガネのマイブームはティアドロップ。このレトロ感が気に入っているそう。

JACKET/古着(Unknown)
T-SHIRT/古着(Unknown)
DENIM/ YANUK NEIL
SNEAKER/Nike Air Ship
HAT/STUSSY
EYE WEAR/CAZAL

パンク×現代HIPHOPをイメージして組んだこちらのコーディネートもトップスの丈感にこだわりが。「スキニーデニムを穿いた時に、腰まわりを出すのは恥ずかしいので長めのトップスをセレクトしています。シルエットがゆったりしているパンツには、同じ合わせはしないので、全体のバランスを見て決めることが多いです。首元には華奢なパールネックレスをつけてアクセントをプラスしました。」こちらのパールネックレスはYANUKのイメージと近いという嶋田さん。足元はティンバーランドのブーツにスキニーをインしてすっきり見えるように仕上げている。「ボリュームを出したブーツインにしたかったので、SNSで観た芋虫結びに挑戦してみました(笑)」

JACKET/JUNYA WATANABE×Lewis
Heron Preston×NIKE
DENIM/ YANUK NEIL
SHOES/Timberland
HAT/Vivienne Westwood Mountain Hat
EYE WEAR/Ray-Ban Round

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